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宮地獄
西鉄宮地岳線の宮地岳駅で下車。駅前から一直線に参道が見通せる。
門前町から高い石段を登る宮地嶽神社は、古くから開運の神様として全国に名が高く、最近では拝殿にかかるジャンボしめ縄や境内のヒカンザクラ、奥の院にある宮地嶽古墳も有名である。
古墳は、七世紀頃の築造といわれ、巨石で組まれた横穴は、〃地下の正倉院〃と称えられる程、我が国最大級の規模である。
出土した飾り太刀や金色がまぶしい馬具など、国宝に指定された副葬品の数々から、このあたりを支配していた強力な権力者がしのばれる。
宗像君徳善の墓といわれている。
この古道を辿るコースは、宮司の町から山すそをぬって、星ケ丘団地を抜けて続くが、健脚組には古墳の上にある宮地嶽(一八〇メートル)を登り、隣の在日山へ続く自然歩道の約二・四キロ、一時間半のコースがある。
練原を過ぎて桂区の信号機から左折すると、道はゆっくり登りになり、『万葉集』 で坂上郎女がその姿を長歌に詠んだ名児山(一六五メートル)でそれを越えると峠の向こうは玄海町である。